おかげさまで少しずつ店舗が増えているので、当社ではほぼ恒常的に「支配人」を募集している。
平均年齢が50歳を超えていることでもわかるとおり、子育てを終えた中高年のご夫婦が多いが、最近は30代も増えている。
ミニホテルというと趣味の延長でできる仕事のように勘違いされる方も稀にいらっしゃるが、応募者の多くは何回かの転職を経験した「苦労人」が多く、二人が力を合わせ胸を張ってできる安定した仕事を渇望していらっしゃるように見える。そうした期待に応えられているかは直接確認いただくこととして、少なくとも「予断・偏見・先入観」にとらわれず、学歴や職歴ではなく人柄重視で門戸を開いているという点は我々の誇りとしているところである。
応募は断続的にあり、年間を通して面接を行い、その後「東京新木場店」での10日間ほどの研修を経て、業務の習熟を兼ねて「代行支配人」として各店舗を回っていただいている。その後、どちらかの店舗の「支配人」に着任いただくことになるのだが、すでに勤務期間が10年を超えるベテラン支配人も何組か誕生し、65歳の退年を過ぎても勤務いただいている方も増えている。興味のある方は、求人情報のページをご覧いただき、ぜひお問い合わせいただきたい。


ところで、求人情報のページにもあるとおり、先月から本社の設計スタッフもあわせて募集している。
これまで、建物の設計については、すべて専属の設計事務所(と言っても、本社内に常駐していただいている個人事務所の所長さんひとり)にお願いしてきたのだが、コンスタントに出店できるようになり、既存店のメンテ業務も増えてきたため、ひとりでは処理しきれなくなってきたのだ。
当面はまず、この所長さんの設計業務を手伝っていただくことが仕事の中心になるが、いずれはハード全般を管理監督する責任者になっていただくことを期待している。
というのも、店舗数が増え当社の社員数は100名近くになっているが、本社スタッフは役員を含め10名足らず、誰もが幹部社員、あるいはその候補になれるような職場なのだ。
建物は、2階建てか平屋の小規模なものであり、建築雑誌に紹介されるような「作品」というわけにはいかないが、年間延べ30万人近くの人々が実際に寝泊りし、「シンプルで自由な旅」を体感いただく施設になっているのだから、その社会的意義はきわめて高い。
要するに、とても意味のある仕事、働き甲斐のある職場だと言いたいのだが、今のところ応募はゼロだ。
マスコミ報道を見ていると、就職難が叫ばれ、やり甲斐を感じられず悩んでいる転職希望者が少なくないということらしいが、当社は検討対象になっていないということなのだろうか。知名度の低い中小企業の宿命なのだろうか。そんな風にひがんでもみたくなる。


我こそは、という自信と意欲のある若い建築家からの問い合わせを待っています。