何年もなかったことだが、この4日間で2度も徹夜してしまった。


出店契約の内容について、ある大会社との最終調整が難航しており、どうしても眠れないのだ。
昨夏、オフィスが3階から1階に移ったが、それでも職住近接には違いないので、寝付けないとゴソゴソ起き出して、ひとり「出勤」することになる。


会社同士の交渉事だし、別に後ろ向きのトラブルでもないから、死活問題などではまったくないのだが、長期間にわたって誠実かつ責任を持って「旅籠屋」の店舗を経営・運営していく基本に関わることだから、表面的な議論や形式的な合意で済ますわけにも行かない。
繰り返し、繰り返し、必死にこちらの真意と考え方を訴えるのだが、通じない。 大会社だから、あら捜しをする人やトップと直接話ができないのがもどかしい。今更ながら、企業文化や体質のあまりの違いに暗然とする。


まぁ、そんな話しは置いておくとして(これ以上は書けないのだ)、先日から本社スタッフ募集の活動を行っている。


出店ペースが上がり、もうじき20店を越えるが、本社のスタッフは私や専務を含めわずか5人。
仕事の「量」もさることながら、職務分掌を明確にして組織的に仕事をこなしていく体制を作って「質」を向上させていくにはどうしても人間が足りないのだ。
それに、「旅籠屋」の今後を考えれば、次代を担う人材を確保し育てていかなければならない。
出店経費が増え、損益的には少しの余裕もないのだが、これ以上決断を先送りにするわけにはいかない。


紹介予定派遣や人材紹介の会社に、初めて声をかけ、10近い先に求人を依頼している。もちろん、このホームページのトップでも募集している。


ようやく、応募者が集まり始め、あすから面接が始まる。


募集要項にも書いていることだが、当社に入れば文字通り「幹部候補社員」になる。大会社のように歯車の一部になるようなことはあり得ない。すぐに経営者と同じ目線で、感じ、考え、腕を振るうことができる。
それに何より、日本に先例のない事業、それもすべての人の暮らしを「豊か」にできる仕事にまっすぐに取り組むことができる。


社長が徹夜で仕事をしている、なんて書くと「ドン引き」されそうだが、朝礼で大声を上げ、鉢巻して残業まみれになるような「体育会系」の会社などではまったくない。


私が言うのもなんだけれど、仕事で自己実現を図りたい人には、これほど働き甲斐のある会社はないと思うのだが、ここ1年、「旅籠屋で働きたい」という直接の応募はほとんどない。
新聞のインタビュー記事を読んでいきなり手紙を書いて社長を訪ね、その場で転職を決めた経験のある私の感覚からすると、人材紹介会社経由でしか応募がないのはさびしい限りだ。


できるだけたくさんの人に会い、なんとか3月中には新しいメンバーに加わって欲しいと考えている。
まずは「旅籠屋 孤軍奮闘中!」を読んでいただき、どこかの「ファミリーロッジ旅籠屋」を訪ね、強く心が共鳴した人がいたら、ぜひ売り込んできて欲しいものだ。


ほんと、待ってますよ。


・・・始業時間が近づいてきた頃になって、少しずつ、眠くなってきた。
今週末は、初めてのハーフマラソンだし、今夜からはぐっすり眠れますように。