きょう、また鬼怒川に来ている。
この夏、雨が多かったせいか、壁に水垂れの跡などが目立ってきたので掃除の加勢に来たのだが、着いたらまた雨。でも、東京と違い、木々を濡らし、地面に染み込んでいく雨だれの音は悪くない。明日も天気は回復しないようだが、合羽を着てゴシゴシやるつもり。
私個人は、都会よりも自然に恵まれた場所での生活の方が性に合っている。
ところで、東京の本社オフィスの準備がようやく整った。
1.物理的な荷物の整理・・・改装工事と並行してなので、極端に効率が悪い。
2.資料の整理・・・数年の間にたまった書類を整理しながら、取り組むべき課題をあぶり出すのだ。
3.社会保険などの手続き・・・健康保険・厚生年金・労働保険・雇用保険。小なりといえ、企業ですから。
4.本社ビルの管理業務・・・これも仕事のうち。契約書類やらなんやら、手の抜けない仕事。
5.鬼怒川店のマニュアル作成・・・3年間のノウハウの集大成。これが店舗運営のバイブルになるのだ。
6.決算準備・・・当社の決算日は6月末。システムのチェックを含め、事務処理はけっこう煩雑。
7.パソコンシステムの改良・・・本部のLAN、INETとの接続、鬼怒川店とのWAN。苦闘の毎日。
8.チェーン展開のプレゼン資料作成・・・これこそが本業へ直接つながる作業。いい加減にはできない。
9.本部開設の通知・・・その前に住所録の整理。根気のいる作業だが、これこそ企業活動のベース。
以上、8月9日にまとめた作業項目なのだが、8以外は大部分やり終えた。予定より1ケ月も遅れてしまったが、あす戻ったらいよいよ前向きの仕事に取り掛かれる。
5年前、旅籠屋の誕生を目指し、企画書を携えてあちこち歩き回った頃の気分がよみがえってくる。かすかな高揚感と不安。でも、すべてが机上の計画だったあの頃とは違い、今は過去3年間の体験と実績が財産になっている。
しかし、世の中不景気風が吹きまくっている。突破口を見つけるのは容易ではないだろう。楽観できる状況じゃない。でも、難しいから切り開く値打ちも高まるというものだ。
中田を見習い、自分を信じて、チャレンジするのだ。
と、これを客室のテーブルの上にノートパソコンを置いて書いている。じつは、私自身が客室に泊まるのは今夜が初めてなのだ。うーん、部屋も広いし、落ち着けて悪くない。自画自賛。いけるよ、旅籠屋!



