4月は1回しか書き込めなかった。これでは「日記」などとは言えない。アメリカ旅行記も手をつけていない。

というのも、3月〜4月と利用者が多かったのに加え、頻繁に東京へ出かけていたからなのだ。いずれ詳しく書くつもりだが、「旅籠屋チェーン」の具体化にいよいよ本腰を入れることになり、そのための本部オフィスの場所探しと2号店以降の計画づくりに忙しく、精神的に余裕がなかった。


しかし、ようやく本部オフィスの開設場所も本決まりになり、今後のスケジュールが見えてきて、少し気持ちにゆとりが出てきた。6月末には「鬼怒川店」の運営をあるご夫婦に委ね、私は本部オフイスに引っ越して「チェーン展開」の仕事に専念する予定だ。


「旅籠屋」のようなスタイルの宿は、全国の街道沿いに無数に点在するようになってこそ、本来の役割を果たすことができるし、新しい旅のスタイルをサポートできるようになる。だから、「旅籠屋」を構想した当初からチェーン展開を目指していたのだが、「鬼怒川店」の運営に手いっぱいで、3年近くが過ぎてしまった。だが、この3年という歳月は、こうした宿のマーケットをじっくりと確認し、宿の運営ノウハウを蓄積するのに必要な時間だったと思う。


というわけで、来月、私はちょうど3年ぶりに東京へ戻ることになった。仕事の内容も変わり、日常生活も一変することになる。前にも書いたとおり、私は唯物論の信奉者だから、神も仏も信じないし、もちろん運命論者でもない。だが、過去を振り返ってみると、10年前、20年前と10年ごとに大きな転機が訪れている。偶然とはいえ、今年もそういう節目の年になりそうだ。再び海図なき航海に漕ぎ出すわけだが、悔いのない10年間にしたいものだ。


あー、それにしてもきょうは異常だ。例年5月3日・4日だけのことだが、今こうして日記を書いている1時間の間に「今夜、部屋は空いてませんか?」という問合せが50件近くもある。1分に1件というと誇張のように思われるかもしれないが、本当のことだ。すでにお断りした総数は優に500は越えるだろう。ゴールデンウィークだけ、20階建ての大規模ホテルにしたいところだ。冗談はともかく、職場にせよ、学校にせよ、みんな一斉に働かせ休ませるという状況を何とかできないものか。
なんとかしないものか!