以前にも書いたが、一昨年の春から、みんなで、毎週、体重や体脂肪率を計り、ジムに通ったりしている。メタボリック・シンドロームに危機感を感じ始めていたからだ。おかげで、30%に向けて増え続けていた体脂肪率ももう少しで20%を切れるところまで落ちている。
去年の7月からほぼ月1回のペースで続けているミニマラソン大会への参加も、シェイプアップに大きく貢献している。
それにしても、自分たちが「走る」なんて、1年前には想像もしていなかったことだが、一度参加してみると走り終わった後の達成感は格別で、すっかり「病みつき」になってしまっている。
本社スタッフといっても4〜5名、年齢も幅があるし、走力も違う。速い者は10km45分前後だが、最年長の私は「1時間以内が目標」という低レベル。
10km走ると言うと、知らない人は驚いて感心されたりもするが、70歳過ぎで35分、という人もいるくらいだから、私などほんのジョギングペースで、いつも最後尾に近い。
ひとつ弁解させていただくと、じつは初回の練習の時に膝を痛めてしまい、毎回、痛みが出ないよう膝をかばいながらの走りなのだ。
それでも、昨年7月の初挑戦の時の79分からは少しずつタイムが縮まり、最近は65分は切れるようになった。
話題の「東京マラソン」も10kmコースに参加、2週間後にも別の大会に出て、自己ベスト更新を狙ったが、残念ながら果たせなかった。64分が壁?なんてお粗末。
前者は、氷雨の中、人込みをかき分けながらだったので止むを得なかったが、後者は天気もよく、膝も痛くならなかったので納得がいかない。
原因は、前半あまりにもスローペースだったからだ。後半のペースで最初から走っていたら、60分そこそこで走れていたかもしれない。くやしい。
ところで、最近、ますます仕事が忙しい。
3〜4月に3つ店舗がオープンするし、その後の出店計画も目白押しだ。
例えて言えば、おいしそうな料理が次から次へと目の前に並ぶような状態なのだが、もちろん、これが血肉になるには、迅速に消化できる丈夫な胃腸と、成長していく身体を支える骨格や器官の発達がともなわなければならない。食べ過ぎが原因で病気になり、倒れてしまっては意味がない。
人間の体の場合、元来「食料不足」に耐えるようにシステムが作られているから、「飢餓状態」でない限り「飽食」や「過食」の方が病気の原因になりやすい。
旅籠屋の場合も、 ひもじい思いをしながら何年もやってきたから、たくさんの「ご馳走」には体が慣れていない。
「貧乏人根性」丸出しで、出されたものに端から喰らいつきたい衝動にかられるが、まぁ、ここは慎重にいこう。私の走りとは逆に、まわりにつられてオーバーペースになると、途中で腹痛リタイアなんてことになりかねない。ちゃんとトレーニングして、毎回完走していれば、目に見えて体力は向上していく。必ず、余力は増えていく。
膝の痛みは、ランナーに多い「腸脛靭帯炎」らしい。膝のまわりの筋肉を鍛えたり、ストレッチを充分に行えば改善するらしく、そう心がけている最近は確かに痛みが出にくくなっている。
心肺機能も確実に向上しているから、 弱点をカバーできれば、60分切りも遠くないだろう。



