1年ぶりに日記が更新されたら、今度は立て続け、と言われてしまったが、4日連続できょうも。
「ネットで出会った言葉たち」の最後は、有名人の残した言葉です。


クラーク博士の別れの言葉

Bots, be ambitious Like this old man! Be ambitious not for money or for selfish aggrandizement, not for that evanescent thing which men call fame, Be ambicious for the attainment of all a man ought to be.
少年よ、この老人のように大志を抱け!
金や私欲のためではなく、名声などと呼ばれる空しいものでもなく、人間として当然持つべきもののために大志を抱け。

「少年よ、大志を抱け!」という言葉は、広く知られているが、 これは明治9年に 札幌農学校 (現在の北海道大学の前身) に教頭として招かれた
クラーク博士 が9ヶ月間の滞在を終えてアメリカに帰国する際に残した言葉とされている。
「大志を抱け!」に続く言葉があったらしいということで、紹介してみました。
なんにせよ、当時は教える人間にも、教わる人間たちにも、熱い思いがあったのですね。
こういうの、大好きです。


吉田茂の防衛大一期生卒業式での訓辞

君達は自衛隊在職中、決して国民から感謝されたり、歓迎されることなく自衛隊を終わるかもしれない。
きっと非難とか叱咤ばかりの一生かもしれない。御苦労だと思う。
しかし、自衛隊が国民から歓迎されちやほやされる事態とは、外国から攻撃されて国家存亡の時とか、災害派遣の時とか、国民が困窮し国家が混乱に直面している時だけなのだ。
言葉を換えれば、君達が日陰者である時のほうが、国民や日本は幸せなのだ。
どうか、耐えてもらいたい。

若い人たちのためにあえて解説するが、 吉田茂 は、昭和20年代の首相であり、敗戦後の日本の針路を定めた人物としてあまりにも有名な人物だ。
ちなみに元首相で現財務大臣の麻生太郎は孫にあたる。


1957年(昭和32年)2月、卒業式での訓示として知られていますが、実際は、一部の卒業生を自宅に招いて語った言葉というのが事実のようです。
いずれにしても、含蓄のある、リーダーらしい言葉として、心に響きました。


田中正造の言葉

いにしえの治水は地勢による。
あたかも山水の画を見るごとし。
しかるに今の治水はこれに反し、定規をもって経(たて)の筋を引くごとし。
山にも岡にもとんちゃくなく、真直に直角につくる。
治水は造るものにあらず。
我々はただ山を愛し、川を愛するのみ。
いわんや人類をや。
これ治水の大要なり。
真の文明は山を荒さず、川を荒さず、村を破らず、人を殺さざるべし。

田中正造は足尾銅山からの鉱毒に苦しむ人々を守るために命がけの活動を行った明治時代の政治家。
明治天皇へ直訴したことでも有名。
彼のすばらしい言葉です。