随分と間が空いてしまった。去年の暮れから「戦略経営者」という雑誌に駄文を連載しており、表現エネルギーを消費してしまっている影響もあるが、私生活の面でも「アレもコレも、やらなくちゃ」という気持ちが大きくなって、ゆっくりと文章を書く気持ちのゆとりがない。日記を書くよりも、読みたい本を読んだり、買ったままになっているパソコンソフトを使えるようにしたり、ハモニカの練習をしたり、そういうプレッシャーが強い。でもやっぱり、仕事のことが頭から離れないのが最大の理由だ。
10日ほど前に1年半ぶりの新店がオープンした。7月オープン予定の店も順調に建築が進んでいる。その後の出店計画も具体化しつつある。10店舗になるのも遠くないだろう。
しかし、店舗が増えれば心配の種も増えるわけで、このゴールデンウィーク期間中も、各店の状況が気になって落ち着かない。さきほど、ようやくGW最後のチェックインが確認できて、ようやく心に平穏が訪れた。久しぶりに「日記」を書く気分になったというわけだ。
5月1日から4日間、ありがたいことに全店満室になった。早くから予約で満室になっていた店も多いが、実際はキャンセルによる入れ替わりが多く、中には予約しながら現れない「No Show」もあって、当日チェックインを終えてしまわないと安心できない。最後のお客様を迎えて、ようやくホッとしている支配人の気持ちが伝わってくる。満室が続くと客室の掃除も肉体的にたいへんだが、それ以上に頻繁に起こる予約変更への対応やNo Showやオーバーブッキング発生の不安に対する精神的プレッシャーは経験したものでないとわからない。その意味で、各支配人には「ほんとうにお疲れ様でした」と心から言いたくなる。「任されている」というのは良い面もあるが、他に頼れないという重圧もある。何と言っても旅籠屋を支えているのは支配人の責任感と忍耐力。とにかく、素直に感謝。あした掃除が終わったら、ゆっくり一服してください。
この2月、延ばし延ばしにしていた健康診断をついに受けた。10数年ぶりのこと。一部再検査を受けたりもしたが、深刻な異常はないようでほんとうにホッとした。ストレスや運動不足による生活習慣病の兆候はあるらしいので、GWは意を決して毎日プールに通って泳いでいる。あしたはいよいよ最終日。心身ともに健康でいることが私の最大の務めなのだ。
ほんとうは、前から書きたいことがあったが、重たいテーマなのでそれは今度。今夜は、束の間の「充足感」にひたっていよう。



