●7日目・・・6月26日


きょうは、バイクツーリング最終日。
レンタルバイクの店まで戻るのだが、途中、街並みの美しさで有名な コッツウォルズ 地方を抜けていく楽しみなコース。



古くから羊毛の交易で栄えた地域らしいが、時代の波に取り残され、原風景が残ったということ。
日本でも同じ。
昔「妻籠」に行った時、宿の人に「見捨てられた場所だから残っただけですよ」と言われたことがある。
都会人のノスタルジーと地元の人たちの視点は違う。


そんなことはともかく、丘を抜けていくと、蜂蜜色の石造りの建物が目立ってくる。やさしい外観。
最初に立ち寄ったのは、Chipping Campden。


素晴らしい天気で、お伽の国のよう。
茅葺の家もある。



細かく手が入れられているけれど、人工的ではなく自然な雰囲気。
いわゆるイングリッシュガーデンと呼ばれる家々の庭を眺めながら、街中を散策。
壁を飾るハンギングバスケットの植え込みも、ほんとうに上手で美しい。
日本と異なる地形や気候、自然や緑との付き合い方のベースにある感覚が明らかに違うのだろう。
こういうものはひとつの文化だし、うわべだけ真似てもダメ。
日本で時々見かけるプラスチックの鉢をそのまま見せている家など皆無だ。



続いて、Bourton-On-the-Water という街に立ち寄る。
ここは、以前にも来たことがあるが、その時は雨が降っていて寒かった。
今回は、最高の青空が迎えてくれた。



街中を流れるソ水深の浅い、人工の水路。
以前、ニュージーランドのクライストチャーチという街に行った時、底の浅い船で水路を巡ったことを思い出した。
たしか、パンティングとか言う舟遊び。
水鳥がゆっくり泳いでいて素晴らしい雰囲気。



1時間ほど散策した後、ロンドン方面に進み、午後には郊外のレンタルバイク屋さんにバイクを戻す。
結局、今回のは6日間で3回も立ちコケしてしまい、バイクを傷つけてしまったので、修理代がどれくらい請求されるかと心配。
でも、金額は、じっくりチェックして後日連絡が来ることになった。
なんだか気が重くなるが、仕方ない。
アメリカのツーリングの時のように、全額保証の保険があったらよいのにと思う。


とにもかくにも、怪我もなく無事戻ってこれたし、ずっとさわやかな晴天に恵まれたことに感謝。
店主に「なにとぞ、よろしく」という気持ちを込めて握手し、タクシーに分乗して、Gatwick空港へ。
直通の電車に乗り替えて、ロンドンのPaddingtonへ。



ホテルは駅の近くの建物。 ここもエレベーター無し。もう慣れてきた。


下は、ホテルのすぐ近くのビル。
壁一面に花を植えたバスケットが飾られているが、水やりはどうするのだろう?



夕食は添乗員さんお勧めのワインバーへ。
店内の雰囲気も料理もとてもよかった。
大陸は40℃を超える熱波が来ているらしいが、ロンドンの夜は肌寒いくらいだった。