新規出店を促進させるため、先日、あるリース会社を訪問した。会計士や証券会社から「不動産リースも可能らしいよ」と紹介されたので勇んで出かけたのだが、結果は「決算報告書や事業計画書の内容を見て与信枠を検討します」という返事だった。


「つまらん、お前の話はつまらん」という金鳥のテレビCFのセリフが頭に浮かんだ。そんな型どおりのことなら、プレゼンするんじゃなかった。


自分でも申し訳ないと思うくらい、私はお役所に行くとすぐに頭に血が上る。話しをする前からケンカ腰になっているみたいだ。前世で役人にいじめられたのかもしれない。
役所に限らず「そういう決まりになっていますから」とか「そんな前例はありませんから」などと言われると瞬間的にアドレナリンが体中に分泌される。担当者が悪いんじゃない、ないものねだりなんだよ。短気は損気、もっとねばり強く・・・と頭ではわかっているのだが、黙っていられなくなる。


こういう自己中心的な性格もアントレプレナーの必須要件、確かにそんな気もするが、最近ますますこらえ性がなくなっているようで気になる。会社設立から9年が過ぎ、多少知名度も上がってきたせいで知らず知らずのうちにプライドだけが高くなり、ひたむきさを失いつつあるのかもしれない。