日曜日の8耐、日本人ライダーペアの優勝で終わり、テレビの前で思わずもらい泣きしそうになった。
しかし、当初ほぼ完全フルタイムのTV中継の予定が、ヤンキース伊良部投手の登板が延びて野茂と同日になったため、午前中に2試合放送する事になり、その影響で急遽8耐の中継開始が午前11時20分(レーススタートは11時半)から午後2時に変更されてしまった。
長くなるが、これについての怒りのレポートをひとくさり・・・
前夜はもちろん満室、とにかく11時20分からはいっさい仕事しないと宣言し、それまでにすべての作業を終了させるべく、早めに客室の片づけに着手。急ぎのパンフ請求への対応に時間をとられ、10時半に買い物へ出発。途中ウェスタン村へ徒歩で向かう前夜の客(コリアンの若い女性グループ)を送って行った親切心が災いし、スーパーのレジの混雑でパニック。時速90キロで旅籠屋に戻ったが、すでに5分遅れ。テレビのスイッチ入れろーと叫びつつ、観戦席に飛び込んだところ・・・
久々に頭の中が真っ白になり、怒りを抑え切れない。無駄と知りつつ、黙っていては伝わらないと考え、NHKにTEL。
話し中。同様のクレームが殺到しているのかと、この時ばかりはリダイアルが苦にならない。10回目くらいでようやくつながる。
「番組編成のことで」と言うと、受付の女性が「8耐ですか?」と尋ねる。やはり抗議の電話が多いのだ。いいぞと思いながら、努めて冷静に「きわめて残念。年に1度、しかもライブであることが重要。来年はフル中継を!」と訴える。
その後は、6時間テレビの前にいたわけだが、アナウンサーをはじめとするスタッフのレースのポイントをはずした画像やコメントには、わざと盛り下げようという邪悪な意図さえ感じるほど。これではレースにあまり関心のない人はすぐにチャンネルを変えてしまうに違いない。モータースポーツの素晴らしさが伝えられていないことに苛立つ。時々聞こえてくる「サーキットアナウンサー」みしなさんの的を射た場内放送にすがる思い。このアナウンスをそのまま流したら100倍おもしろいのにと思いながら、いつかその線での民放フル中継を夢想する。
他のスポーツにない、2輪スポーツの醍醐味と素晴らしさは、私のセンスで言えば、人類が到達しえたかけがえのない文化のピーク。これを的確に伝えていくことの意義と使命と栄光を自覚して欲しいところなのだ。オリンピックの一部(昨年はオリンピックのため、中継無し)や大リーグの1試合と同列に比較されるべきものじゃない。質的に違う意味を持つものだ。この点は、「BBCなら50年でも放送を続けるだろうに」といった知人の発言が核心をついている。



