またまたサッカー。また負けた。
なんだかんだと半分くらいの試合は見ているせいか、なんとなくサッカーの見方が少し深くなったような気がする。世界各地からいろんな国の、いろんな人種の人たちが集まってくるわけで、自然といろんなことを感じ、考えさせられてしまう。これがW杯の素晴らしいところかもしれない。
それにしても日本の試合は面白くない。初戦のアルゼンチン戦は伸び切ったゴムのようだったし、昨夜のクロアチア戦も暑さのせいか全体的に重かった。勝ち負けは別にして、キレのある動き、センスあふれるプレイを見たいのだ。
しかし、この2戦を通じて痛感したのは、日本人って図抜けて甘い集団なんだなーということ。
敗戦後のインタビューでどうして誰も「悔しい」とうめかないんだろう。どうして、評論家のような醒めた言い方をしてしまうんだろう。
サポーター連中も、どうしてVサインなんか作ってカメラの前ではしゃげるのだろう。負けた試合のあとであんなに無邪気に幼稚に騒ぐ国って他にあるの?
選手に、国民の期待に応えたいとか負けて申し訳ないって言って欲しいわけじゃない。「君が代」なんて歌わなくてもいい。サポーターにも、国の威信をかけてなんて発想で応援して欲しくない。ただ、人間としての誇りや懸命さから生まれる清々しさや力を確認したいのだ。一途に求め続けた者にだけが表現できる歓喜と失意の純粋な激情を。NHKのBSの中継の冒頭のフレーズ「夢をあきらめなかった子供達」に出会いたいのだ。
NHKで解説者を務めていたラモスの言葉に共感するところが多かった。「みんな逃げ道作ってる。W杯で次の試合につなげるなんて負け方はない。Jリーグの試合とは違うんだ・・・」。
柱谷やラモスやカズや北澤が居たらどうだったろう、と夢想してしまう。考えたら、今の日本代表メンバーってほんと子供に見える。人間力が感じられない。ピッチで味方選手を怒鳴り付けるようなタイプの人間が必要だよ。
井原よ、君はキャプテン向きじゃない。城よ、シュート外して笑顔をつくっているような選手は他の国にはほとんどいないよ。
ジャマイカ戦、大差でボロ負けしたほうが良いのではないか。半分は本気でそう思ってる。
あーくやしい。



