寝ても覚めても、猫も杓子も、不景気な話しばっかり。もういい加減にしてほしい。
円安の影響を受けて輸出で大もうけしている会社もあるだろうし、バブルに乗り遅れたことが幸いして堅実に業績を伸ばしている企業もあるだろう。なのに、そんな話しがちっとも聞こえてこない。
等しからざるを憂う、という感じ方もわかるけど、不況の時代に儲かっているなんて不謹慎、そんなニュースは反感を買うだけだ、というような風潮があるとしたら、それは1億総不動産屋、1億総株屋と言われた10年前の裏返しじゃないか。
このタイミングをとらえ、長年蓄積されてきた構造的な問題点を暴きたて改革を迫る旗手になろうという心意気は良いが、マスコミが状況を増幅し続け、結果として時代を一色に染め上げてしまっているとしたら大問題だ。昨今の消費や設備投資の低迷には「マスコミ不況」っていう面もあるんじゃないの。
こんな時こそ、成功している話し、儲けている話し、明るい話題にスポットを当てて我々を励ましてほしい。批判して、減点するのは得意なくせに、プラスを評価し建設的な行動を起こすことには臆病、お役所の官僚たちと同じじゃないか。
鬼怒川温泉周辺に限らず、全国の観光地で旅行者が減りつづけているらしい。旅館やホテルも生き残りをかけてリストラやコストダウンに励み、宿泊料金も下がりつづけている。こういう時こそ格安に旅行するチャンスなのだが、毎日毎日マインドを冷やされて消費者はお金を使う気を無くしている。これじゃ悪循環だ。
ほんと、景気のいい話しを待ってるよ。



