西鉄ライオンズが消滅してから、巨人嫌いは続いているけれど、とくに贔屓の野球チームというものは無くなってしまった。しかし、今回の日本シリーズ、一応福岡県出身の私としては自然にダイエーを応援する気持ちが湧き上がってきて一生懸命声援を送った。やったね、日本一おめでとう!


東京育ちの人と話していると、九州を全部一緒くたに見ているのを感じるけれど、とんでもないことだ。私は北九州の出身だから、「博多とだって文化圏が違うんだよ」と言っても理解してもらえない。東京だって、浅草と中野じゃ違うだろうに困ったものだ。


12歳の終わりに東京に引っ越してきた私には、地方出身者と東京育ちの人の気分の両方が理解できる部分がある。方言を笑われたくなくて神経質になっていた気持ちも覚えているし、中心地にいる心のゆとりみたいなものもわかる。劣等感と優越感。しかし、それも遠い昔の話し。もはや東京と地方の違いなんて、ほとんど無くなってしまっているのかもしれない。