第2四半期報告書をリリースした。売上げは堅調に伸びているのだが、通期の利益予想は下方修正。毎回1日でも早くリリースすることを心がけているのだが、期待を裏切るような内容になる時はさすがに筆が重い。経過勘定の処理が年々厳密になって単純な前年比較が難しくなったとか、店舗が増えたからとか、まったく言い訳にもなんにもならない。固定経費の見積もりが甘かったなんて、恥ずかしい限り。我ながら情けない。歯がゆい。


きのう、野村證券主催の「株式公開セミナー」を聞きに行った。時々、こうした無料セミナーの案内をもらうことがあり、これまではひとりで参加していたのだが、「そろそろ共通認識に」と考え、3人で出かけた。取引所の人の話は型どおりだったが、上場コンサルや監査法人の実務担当者の話は結構生々しくて面白かった。「形式基準を満たして公開にこぎつけても、その意味を理解していない経営者が多く、そういう企業はつまずく」という指摘には説得力があった。具体的なチェックポイントの指摘もあったが、グリーンシートが実践的な上場準備の場になっていることを再認識。しかし、もう5年だぞ。歯がゆい。

トップページで告知しているから周知のことだが、昨年秋、ある不動産投資会社から「湾岸店」具体化のための高額の資金提供の申し出を受けた。湾岸への出店は何年も前から夢であり、ほんとうに願ってもないチャンス。目の色を変え、汗をかき、知恵を絞って東奔西走しているのだが、3ヶ月間が過ぎても用地決定に至らない。「建て貸し」とは異なり、「売り地」を探すのは容易だと考えていたが、さまざまな理由があって東京湾岸は例外なのだ。これとは別に、SPCや証券化による出店スキーム構築の提案も受けている。これも願ってもない話し。間違いなく、湾岸店はその具体化の突破口となる。株式公開のためには将来性を約束する事業計画が欠かせない。責任ある事業計画には計画的出店を可能にする「手法」が必要。扉の前に立っているのに右往左往している。歯がゆい。

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まぁ、しかし、これまでも開くはずのない扉をいくつも通ってきた。だから、きっといつかは開く。しかし、いつかではなく、今すぐ開けたい。扉の向こうの世界を見たい。あ〜歯がゆい。