1号店がオープンしてから丸10年、ようやく念願の黒字転換を果たした。


1000万円は超えるだろうと予測していたが、ややこしい決算処理を終えてみたら、700万円どまりだった。
新設された外形標準課税による法人事業税や法人住民税だけで約400万円は痛い。事業規模の割りに資本金が大きく、店舗が各地に点在しているので負担が大きくなるのだ。
赤字の繰越があるから所得割の法人税はかからないけれど、固定資産税が140万円。締めて税負担は550万円。なんだかなぁ。納税以外の面で随分と世の中に貢献していると思うんだけどなぁ。
まぁ税制の不合理については、別の機会に吼えよう。


ところで、少ないとはいえ一応黒字になったのだからと、密かに楽しみにしていたのが役員賞与
しかし、昨日の取締役会で会計士に確認したところ、なんと、累積損失がある間はダメなのだそうだ。
えーっ ?! 知らなかった・・・


ようやく減少に転じたとはいえ、累損は1億5千万円近くあるから、これでは少なくとも数年はもらえそうにない。
がっかり、ほんとうにがっかり・・・


当社の役員報酬は、取締役3人と監査役1人の合計4人で1425万円。
取締役のひとりは私の父で、退職金をはたいて出資と貸付を行ってくれたのだが、これまで1円も払っていない。申し訳ない。
昨年就任していただいた監査役にも交通費プラスくらいしかお支払いしていない。申し訳ない。


役員だから、もちろん、従業員と違ってボーナスなどない。


世間と比べて月々の役員報酬が少ないことなど、大きな声で言うようなことじゃない。
元々金儲けが事業を始めた動機じゃなかったし、お金に換えられない喜びも得てきた。
しかし、子供の学費やらなんやら、私個人の家計はずっと赤字続き。
今回楽しみにしていた初めての役員賞与だって、右から左に消えていく運命ではあったのだが。


仕方ないから、役員報酬を増額してもらおうか、と考えているのだが、そうなると会社の営業費用が増えて利益を減らすことになる。
うーん、悩ましい。


責任の重さやストレスの大きさ、なんてことを持ち出す前に、
社長だって、専務だって、もう少しゆとりのある生活をしたいぞ。