それにしても、なぜスーバーアグリのチームをサポートする日本企業は現れないのだろう。
ようやく部品メーカーによるサポートが決まり、その経営者は実際の計算はともかく、「個人オーナーのチームが存続すべきだ」とコメントしたそうだ。
これがドイツの企業であることが情けないくて悔しい。
私に経済的余裕があったら、100万円でも寄付するし、「旅籠屋」に余裕資金があったら、株主や社員に批判されてもスポンサーになるのに。
最近、若者の「車離れ」の傾向が顕著らしい。
携帯電話代の負担増。楽しいことの多様化。バーチャル体験による満足。
原因はいろいろ言われているけど、いずれにしても、マイカーやマイバイクが「個人の自由」としての実質的、あるいは象徴的な意味を失いつつあるのかもしれない。
だとすると、マイカー旅行も無条件に価値あるもの、みんなが求めているもの、と言えなくなりつつあるのか。
そうだとすると、思い浮かんでくるのは、「マトリックス」などの映画に登場する、リアルとバーチャルが渾然とした「めまい」がするような気味の悪い感覚、そしてバーチャルな世界を現実と思わせてマインドコントロールするような、あのそら恐ろしい世界だ。



