昨年春「ハイ・サービス日本300選」に選ばれ、下部組織であるサービス産業生産性協議会に入会したご縁によるものである。
会場はホテルニューオータニのもっとも広い宴会場「鶴の間」、参会者はおそらく2千人を下らなかったと思う。
国会議員を含め、テレビなどで見かける顔も少なくない。
一般の参会者は名札を付けていないから、旧知の間柄でなければ誰が誰かもわからず、私も誰かと挨拶を交わす機会はなかった。
規模の大小はともかく、たまにこうしたパーティーに参加することがあるが、そこから何かが始まったり生まれたりすることは稀だ。
とすれば、わざわざ出かけて行った価値は、主催者や来賓の発言から何を得るか、ということになる。
牛尾会長に続き、 経済同友会 の桜井代表、 連合/span> の古賀会長、仙石官房長官の挨拶が続いた。
結論から言うと、触発されることは何もなかった。
グローバル経済、地球環境対策、社会保障整備など、耳たこのテーマが総花的に語られるばかりで、心に刻まれるような言葉はない。
つくづくもったいないと思う。
政界、経済界を中心にこれだけの人間が一同に会する機会など、そうそうあるものではない。
新年のご挨拶だから、と言えばそれまでだが、わずかでも魂を揺さぶられる言葉を聞きたかった。
日本人の演説下手、すなわちそれこそリーダーシップの欠如そのものではないか。
時間の無駄、とまでは言わないが、帰路の寒さが身にしみた。



