先日、バイクツーリングの途中で、キノコ狩りを楽しんできた。ビニールハウスに並べられている木には、すでにたくさんのシイタケが育っており、これを根元からちぎるだけなのだが、傘が開いて胞子を放出する直前のものがグアニル酸が多く美味しいと教えられた。
ちなみに、 昆布のダシから発見されたグルタミン酸、かつお節のダシから発見されたイノシン酸、そして干しシイタケなどの煮出し汁に含まれるグアニル酸を3大うまみ成分と言うのだそうだ。さっそく採りたてのシイタケを炭火であぶって食べたのだが、驚くほど美味しかった。
「子孫を残す前がもっとも美味しい」という説明には説得力があって納得してしまったが、考えたら残酷で申し訳ない話しである。私が見逃せば、無事に胞子をばらまいて思いを遂げていたのかもしれないのだ。
そんなことを考えながらシイタケを見ていたら不思議な気分になった。
「キミは傘を広げ、胞子を放出するために生まれてきたの?」。子孫を残すことが生き物の目的なら、そうなのかもしれない。じめじめした薄暗い森の中で繰り返されるシイタケの世代交代。キミたちの一生って、それだけなの?
生命の本質がそういうことなら、リンゴの木も、犬も猫も、我々人間だって同じはずである。勉強して仕事して、楽しんで悲しんで、それって何なの。

足元には半年前に我が家に迎え入れたワンコがいて、つぶらな瞳でこちらを見ている。
難しい話しは別にして、無条件に可愛くて、一緒にいるだけで幸せ。
生きてるって、不思議だね。



1年ぶりの日記が変な話しになってしまいました。これからは、週記を目指して書き込みます。